毛利武士郎記念館
今日所用で黒部市まで行きました。
山間を車で走っていると
「シーラカンス毛利武士郎記念館」の看板を見つけ
ふと立ち寄ることに・・・
「哭Mr.阿の誕生」
毛利武士郎って名前にピンとこなくても
この作品には見覚えがあるはず・・・
「手の中の眼」
富山近代美術館のシンボル的彫刻でしたよね~
東京生まれの氏は1992年69歳の時に、
新しい彫刻をめざし黒部市にアトリエを移したのだそうです。
そして2004年に81歳で世を去りました。
3年前に有志の人々の手で彼のアトリエが
「シーラカンス毛利武士郎記念館」として再生しました。
外観です。
わたしは思いつきでふと立ち寄りましたが、
ふと立ち寄ってはいけません。
通常ここは無人です。拝観には予約がいります。
ラッキーなことに、たまたま管理者のYさんが作業中で
中を見せてもらうことができました。
そればかりか生前毛利氏と親交のあったYさんから
いろいろお話を聞かせていただきとても楽しかったです~(*^。^*)
素敵な空間でした~
サルやらイノシシやらが出没する自然豊かな所です。
車の中から撮影~ ⇓
ついでに遠くから見えた仏舎利塔にも行ってきました。
宮野運動公園の奥にあります。
メトロ劇場
北陸にあるミニシアター、
石川は香林坊の『シネモンド』
富山は『フォルツァ総曲輪』
福井は『メトロ劇場』
いづれも良質な作品を上映してくれる貴重な映画館です。
富山のフォルツァ総曲輪は残念ながら昨年秋に幕を閉じてしまいました。
ああ、富山ではミニシアター系の映画はもう見られないのか・・・、
と悔しい思いをしましたが、その後中央通りにある『ほとり座』が
系列の映画を上映してくれることになりとても喜んでいます。
まだかまだかと首を長くして待っていた映画を
先月福井の『メトロ劇場』で見てきました!
「世界でいちばん美しい村」
2015年に起こったネパール大地震、その後のラプラック村で
写真家石川梵さんが撮影したドキュメンタリー映画です。
メトロ劇場には梵さんの写真展示がしてありました~
梵さんは地震の2日後4月27日にネパール入りをしています。
当初は報道写真を撮るのが目的であったのでしょうが、
現地で共に暮らすうちに彼の心に使命感のようなものが生まれたのです。
世界中の人にこの美しいラプラック村のことを伝えたい・・・
富山でもダルマ・ラマさんの呼びかけに応じ、
地震後まもなく最初の集会が開かれ、
支援活動の母体としての富山ネパール文化交流協会が設立されました。
設立当初から関わってきているわたしとしては、
梵さんが手がけているネパールの映画、ずっと気になってました。
映像の力であたかもそこにいるような、
スクリーンを見ながら風や匂いまでも感じることができました。
すばらしい映画だったと思います。
自然の美しさと過酷さ、
人の悲しみと温かさ、優しさ・・・
ネパールでは人と人の距離がすごく近いと感じました。
主人公の妹プナムちゃん(7歳)、とても可愛い!
それにしてもネパール人は歌と踊りが大好きね~(^o^)丿
メトロ劇場は昭和23年の創業だそうです。
戦後間もない頃、映画はその当時唯一の娯楽でした。
いろんな時代を経て、今ある形に至りました。
ミニシアターという呼称は気に入らないそうですが、、、
ここでは観客のリクエストを受け付けています。
わたしも投票してきました~(*^。^*)
先日観てきたのはパキスタン映画の「娘よ」
パキスタン映画が劇場で上映されるのは初めてらしいです。
女優さんが美しい~
初めて見るパキスタン映画、その文化の違いにかなり驚きました。
一番驚いたのは超ド派手なトラックかも~(笑)
ストーリーはさほど感心しませんが^_^;、
でも楽しめる映画でしたよ~
メトロ劇場、次は何を見せてくれるかな~(*^。^*)
チューリップ100年
砺波市でチューリップの球根栽培が始まって100年、
これを記念する講演会がチューリップ四季彩館で開催されました。
講演したのは卒寿を迎えた父です!
もう人前で喋るのは勘弁してほしいと辞退したらしいですが、
主催のオランダ友好協会のたっての希望で壇上に立つことになりました。
長年協会の事務局長を務めていた父、
これまでに何度もオランダへの視察旅行を引率してきました。
講演会に聴きに来た人々は、その多くが視察旅行の参加者たちで
アットホームな同窓会のような講演会でした。
心配で様子を見に行ったのでしたが、杞憂でした。
スライドを見せながら、懐かしそうに語っていました。
きっと友好協会の皆さんが、
年老いた父に花を持たせて下さったのでしょう。
なごやかな会でした。
父はオランダ友好協会、
わたしはネパール文化交流協会、
これもDNAでしょうか・・・^_^;
父の最近の楽しみは百合の栽培
先月立ち寄った時は見事に咲き誇っていました!
こちらのDNAは受け継いでいないようです~(笑)
毎日のウォーキングも欠かさずやっているようです。
我が父ながら拍手を送りたいと思います~(^o^)丿
チベット木版仏画展
楽しみにしていた展覧会、行ってきました。
145点もの木版仏画が並ぶと壮観です!!
有難いことに写真撮影OKなのでした~(^o^)丿
こちらは仏伝コーナー
どういう展覧会かというと、⇓
興味のない人にはなんのこっちゃら・・・でしょうが^_^;
これだけ一堂に並ぶのは稀にみることで、
日本はおろか、世界でも初めての展示ではないでしょうか。
図録の販売はありませんが、全作品を掲載した小冊子が無料で配布されました。
福光美術館、太っ腹です~(^o^)丿!!
小さすぎて細部まではわかりませんが、貴重な資料ですね。
利賀村が購入したカーラチャクラ像(字輪金剛)
ネパールの古都パタンにある鋳造所で製作されたものだそうです。
この日は利賀瞑想の郷の館長である浦辻氏のセミナーもあり、
「仏伝」や「チベット死者の書」を分かりやすく解説していただきました。
チベット仏教、、、難しいです。
まだまだ勉強不足で人に語れるような知識はありませんが、
日本に仏教が伝来したのは6世紀、チベットにも同じころ仏教が広まりました。
本家のインドでは11世紀頃から仏教は衰退し13世紀には滅亡しますが、
それはまだ初期段階のものでした。行タントラと分類されます。
チベットではその後の後期密教、瑜伽タントラが伝えられています。
日本の仏教とチベットの仏教ではかなり様相が違ってみえるのはそのためです。
日本で密教を伝えるのは真言・天台の二宗派であり、他は顕教です。
チベット密教になると、まったく別のものに見えてしまうでしょうね~
でも始まりは同じ釈尊、根本はひとつなのです。
もっと勉強したいと思い、田中先生の著書を購入、
ただの積読にならないよう、頑張ります~^_^;
中庭です。
福光美術館、初めて来ました。
宗像志功と石崎光瑤の作品を常設しています。
石崎光瑤の『雪』、好きだな~
なかなか遠いですが、また来たい美術館です。。。
湯涌温泉
在りし日の白雲楼ホテル(ネット画像です)
今から64年前の1953年11月、
父と母の新婚旅行は、
当時東洋一と謳われた金沢湯涌温泉「白雲楼ホテル」でした。
年に一度の父母との温泉旅行、今年は湯涌温泉にしました。
懐かしの白雲楼ホテルはもうありませんが・・・
金沢にいる孫娘の運転で、
大野の「からくり記念館」や金沢城公園の「玉泉院丸庭園」を観ました。
夜には東京にいるもう一人の孫娘もなんとか駆けつけ、
楽しい一夜を過ごしました~(*^。^*)
母がこんなに大笑いしてくれただけでも来た甲斐がありました!!
翌日は「夢二館」に立ち寄り、「21世紀美術館」へ
ランチは高岡瑞龍寺近くの「やすらぎ庵」
孫娘との温泉旅行、毎年楽しみにしてくれています。
来年もどうか行けますように!!
温泉は一か月前のことですが、やっとブログアップできました~^_^;
年々記事アップが減ってきてしまいました・・・
ネタは沢山あるのですが、
冬眠ブログにならないよう気合い入れ直して頑張りまするぅ^_^;
第11回写仏作品展
ここにいるだけで身体が奥の方から癒され、
心が自由に解放されるようです。。。
ご報告が遅くなりましたが、
6月30日~7月2日の3日間、
今年も大勢の方にお出でいただき、楽しく作品展が終了しました。
今会期中は珍しく天候に恵まれず・・・^_^;
ですが、お客さんは常に絶えることなく、
皆さん、ゆっくりと見ていかれる様子に喜んでおります。
写仏作品展は、他の絵画展と違いテーマは明らかに仏教です。
日頃仏教について語る機会が極めて少ない日本において、
少しでも仏教を身近に感じていただける場ではないかと自負しています。
お話をすると、若い方々もたいへん関心を示して下さいます。
私は仏教の専門家ではないですが、
周縁の存在だからこそ気軽にお話いただけるのかもしれません。
日本の文化と分かちがたく存在する仏教、
世界中で信仰されている仏教、
知ると本当に面白い、豊かな世界なのです・・・
さて、鬼が笑うかもしれませんが、
来年の予約を取りました!!
第12回写仏作品展は高岡文化ホールです!!
宜しくお願いします~(*^。^*)
作品展近づく・・・
時の流れに追いつけない今日この頃・・・
写仏作品展がまもなく開催です。
早いものでこの作品展も11回目を迎えます。
ここまで来れたことに感謝です!
今年は富山県民会館です。
お近くの方、お時間ある方、どうぞお立ち寄りくださいませ!
今年は特別忙しく、筆をとることもままならず・・・
本日、ようやくなんとか仕上げることができました。
四弘誓願は菩薩の利他の誓いです。
仏教を信じる者にとっても目標となる言葉かと思います。
衆生無辺誓願度…あらゆる生き物をすべて救済するという誓願
煩悩無尽誓願断…煩悩は尽きないが、これすべて断つという誓願
法門無量誓願学…法門は無量であるが、必ずすべて学ぶという誓願
仏道無上誓願成…仏の道は無上であるが、必ず成すという誓願
む、むずかしい・・・(>_<)
気持ちだけでも・・・