若冲と光瑤
もう一週間前のことになりますが、
教室の皆さんと夏の遠足♪に行ってまいりました~
石川県立美術館で開催されている「若冲と光瑤」を鑑賞してきました。
昨今大人気の若冲とあって、たいへん賑わってました。
若冲はもちろん素晴らしいのですが、
石崎光瑤の作品も目を見張るものがあります。
彼は富山県福光の生まれで、多くの作品は福光美術館にあります。
今回は大作のほとんどがこちらに展示され、
若冲に決して見劣りしていなかったです。
わたしの好きな『雪』もありました♡
真の登山家は教養ある文化人、知識人でもあります。
当時の日本山岳会の報告書を読んだ時、
その文章の格調の高さに驚きました。
若冲は観察眼の鋭さ、構図の大胆さ、ユーモアのセンス・・・
様々な魅力にあふれる画家ですね~
『糸瓜群虫図』この中に11匹の虫がいます。
写真はアートショップに展示されていたレプリカです^_^;
沢山の展示に圧倒された後は
広坂別館でひとやすみ、
食事は以前から一度食べたいと思っていた「亜汰ごはん」です。
小鉢が15個も!!
ヘルシーで美味しいランチでした。
「亜汰ごはん」が食べられる『むじん蔵』は
『シェア金沢』と同じ系列です。
⇒ シェア金沢の過去記事 シェアタウン - 気ままに林棲期
午後からはお寺を拝観
まずは珠姫さまの「天徳院」、
そして寺町の「本長寺」をご案内~(^o^)丿
仏伝図をテーマに本堂の周りをフレスコ画が描かれています。
絵は一昨年の暮れに完成したそうです。
⇒ブッダのフレスコ画の過去記事 ブッダのフレスコ画 - 気ままに林棲期
暑い暑い日でしたが、楽しい一日となりました~(*^_^*)
第12回写仏作品展
作品展から一週間、怒涛の日々を過ごしておりました~(笑)
ようやく今日は休みがとれましたので、
作品展の収支報告を作成したり、
フォトブックの発注をしたり、
こうしてブログを書いたりしております。
すいません、お礼状はまだ出せておりません。
今日書こうと思ったら葉書がなかった~^_^;
というわけで明日郵便局へ行ってまいります。
世の中メールの時代ですが、お礼状はせめてお葉書でと思っています。
完成が危ぶまれた今年の作品「二十五菩薩来迎図」
搬入日前日まで筆入れしておりました~(>_<)
なんとか間にあって良かった良かった!
これははっきりくっきりちょっと加工しております。
実物はもう少し優しい仕上がりですよ~
いまどきは素人でも簡単に写真加工ができまして、、、
モノクロにするとこんな感じです ⇓
お馴染みNさんの素晴らしい手作りポスターです。
今年も4枚作ってきてくださいました。
ありがとうございました!!
会場では皆さんゆっくりと鑑賞していただけました。
年に一度、仏菩薩が集まるこの空間、
わたしにとってやはり掛けがえのないものです~(*^。^*)
3Fマンダラ展示会場です。
ダルマさんの大作「阿弥陀如来像」
夕方になると光の波が現れ、阿弥陀さまがその上を歩まれるよう・・・
幻想的な雰囲気がとっても素敵でした~♡
会場を彩る清楚なお花たち、
今年もお褒めの言葉をたくさんいただきました!
皆さんのおかげで今年もつつがなく作品展を開催、
無事、楽しく終えることができました。
心より感謝申し上げます!!
ではまた来年(^o^)丿
ありがとうございました!
二十五菩薩来迎図
随分久しぶりの投稿となりました~(>_<)
今年の作品展まであと10日と迫っております!
今年の制作は例年にも増して苦難の道です~^_^;
「二十五菩薩来迎図」
来迎図は浄土教美術の代表的なものですが、
人の臨終に際して阿弥陀如来がお迎えに来られる場面を表しています。
出展は福井県安養寺の二十五菩薩来迎図です。
描いても描いても終わりません・・・
白描(線描き)です。
バックと肌の部分を裏彩色しました。
菩薩たちの衣を塗りました。
阿弥陀さまを彩色しました。
楽器を彩色しました。
今ここです。。。。。
これから朱筆をいれたり、金銀で装飾したり、
胡粉を足したり、、、仕上がりまではまだまだです~(>_<)
果たして間にあうのか・・・
たいへん不安です!が、精一杯がんばります!!
よかったら見に来てください~<m(__)m>
ニッポンの芸能
今月はあちらからこちらからとありがたいお誘いをいただいて、
日本の芸能を堪能しております~(^。^)
3月11日(日)城端座、お初です~
田舎町の小劇場、いい感じでした。
今回の演目はこちら ⇓
端唄、落語、車人形という珍しい取り合わせです。
城端といえば秋の麦屋祭りが有名ですが、
春の曳山祭りもたいへん情緒があるお祭りです。
その曳山を先導する庵屋台で歌われる庵唄、これは江戸端唄が源流だそうです。
間に楽しい落語を聞いて、後半は車人形の上演です。
車人形って初めて知りました。
素人目には文楽の人形と同じように見えます。
ただ文楽の人形が3人で操るのに対し、車人形はたった1人で操ります。
人件費が省けるというメリットがあり、流行した時代もありましたが、
今は北関東方面に三座があるだけのようです。
今回は八王子の古柳座の皆さんによる演目「紺屋高尾」でした。
簡単に言うと二人羽織のような形になり、
両手両足頭を駆使して人形を自在に操ります。
人形遣いは車のついた低い椅子に座って舞台上を移動します。
簡単そうですが、相当な熟練を要し、かつ重労働だとわかります。
とても面白かったです~!! 機会があればまた観たいですね(*^。^*)
3月21日(水) 八尾の観音寺さんにて、能楽ワークショップです。
1回目は行けなかったので、去年に続き2度目の参加になります。
解説付きで「海士」をたっぷりみせていただきました。
いやはや素晴らしい~!!
能装束も紹介いただきました。左のは80年ぐらい経っているそうです。
能面「泥眼」、写真を撮るのを忘れてしましました~^_^;
ワークショップの後は楽しい会食
今年のお料理は富山のマリーマリーさんのケータリングだそうです。
回を重ねるごとに参加者も増え、
少しづつ場もほぐれてきたようで和気あいあいと楽しかったです。
お誘い下さった方々、素敵な時間をありがとうございました♡
弥生三月、春近し~
大雪で苦しんだ2月が終わり、
今日から弥生三月です。
春はもうそこまで来ていますね~♪
我家のお雛様、久しぶりにお目見えです♡
娘たちが大きくなって、飾るのが面倒になって、、、
何年も眠ったままでした。
我家の雛飾りはわたしの母の子ども時代のものです。
子どもの頃わたしは新しい雛飾りを買ってもらえませんでした。
当時の雛飾りは立派な御殿がついたものが流行でした。
友達の家でそれを見て、豪華さに驚き、ずいぶん羨ましく思いましたね…
でも、いつの頃からかこの昭和初期の質素な雛飾りに
とても愛着を感じるようになりました。
わたしに娘が生まれた時、
実家の母が雛飾りをお祝いにくれるというので、
わたしは新しいものはいらないから、
母の雛飾りを譲ってくれるよう頼みました。
うちの娘たちもお友達の立派な雛飾りが羨ましかったかな…^_^;
お気に入りの雛飾りなのに
何年も閉じ込めたまま放っておいてごめんね。。。
これからはまめに飾りましょう。
その前に3日にはちゃんと片付けなければ~(笑)
新年茶話会~♪
1月も後半となり、今年も動き出していますね~
生涯に多分一度しかなかろう贅沢な年末年始を過ごした後、
風邪をひいてすっかり体調をくずしておりました~(>_<)
そこへあのドカ雪です!
どうも屋根が破損したようで雨漏りがとまりません(涙)
いや~、新春早々なかなかしんどいスタートとなりました、、、
そんなこんなはありながら、昨日は射水教室の恒例持ち寄り新年茶話会、
こちら年々バージョンアップしてるかも~(^。^)
茶話会なのに食事会のようになりました~!(笑)
ありがとうございます!!
右下のは台湾土産、強烈な匂いのする固めの落雁のようなお菓子です。
お茶しながら、今年の作品展の打合せ。
月に一回の教室なので、半年先の作品展までたった5回しかないのです。
例年のことながら焦ります。。。
何度やっても焦ります!(笑)
すったもんだしながらも12回目を迎えるかと思うと、感無量!
非力なわたしが皆さんに支えてもらってよちよちと歩んできました。
今年も頑張ろう!(と自分に気合を入れてみる(笑))
お知らせです。
金沢展でご一緒させていただいた
「宙を奏でる点描曼荼羅」北陸グループの皆さん、
彼女たちの作品展が今月末から開催されます。
バイタリティあふれる活動ぶり、見習いたいものです~
素敵な力作に会いに行きたいと思っています!
泣いても笑っても時間は流れ、、、
今日はわたしの誕生日、またひとつ年を重ねます。
いつまでも若くないし、いつまでも健康とは限らない。
やれるときにやれるだけ、やりたいことをしよう。
なるべく前を見て、今日を奇蹟と思って感謝して、
そんな日々を過ごしていきたいものです~