卒論草稿
卒論の草稿がいくつか付箋をつけられて戻ってきました。
大幅な修正はなく、若干の手直しをすれば清書許可がいただけそうです。
あー、良かった(^^)v
論文を書くって家を建てるのに似ているなぁ、と思います。
どこに何を建てるかを決め
・・・いつの時代の何を論じるかを決め
どれくらいの規模にするか
・・・長さとおおまかな構成を考える。学部の卒論なので2DKくらいのこじんまりした感じ(笑)
間取りを決め基礎工事、耐震設計
・・・章立てを決め、長さの配分、結論までぐらつかずに進めるか慎重に検討
予算内で材料を調達し
・・・時間内で材料、つまり文献を読みこむ、足で探す。実地調査する。あるいは資料を手作りする。
それぞれの部屋を仕上げ
・・・それぞれの章を仕上げる。論文は創作ではないので、基本は文献資料を使って論を組み上げる作業。クライマックスを意識しながら文章を練る。
こだわり、個性を主張し
・・・集めた材料から明快な結論を導く
全体のバランスはとれているか
・・・文章の流れをチェックする
外観はまとまっているか
・・・「はじめに」の部分をしっかり描く。玄関は大事!そして全体のバランス
エクステリアもそれなりに整え
・・・「おわりに」は鮮やかに決める。
支払いを完了する
・・・参考文献リストや「注」の整理は丹念にまとめる。資産管理です。
こんな感じですね~
最も難しかったのは
一番最初の「何を建てるか」を見極めることでした。
これは二転三転しました。でもじっくり考えて決めたから
結論までブレずになんとか書いてこれたのだと思います。
家を建てている間は納期に合わせるため必死でした。
材料は途中で足りなくなったり、余ったり、
混乱して使う部屋を間違えたり、寸法が合わなかったり…(>_<)
一番主張したい部屋と他の部屋との格差も微調整しつつ
論旨がピタッと決まったときは爽快感!
卒論との戦いは辛くて重くて厳しいものでしたが、
ほんのちょっとだけ楽しかったかな(*^。^*)
脱稿した時の一抹の淋しさは、我ながら意外でした(笑)
最大の難関はどうにかくぐりぬけたようです~ (^_-)-☆