2013-07-31 研鑽【12-②】広島光明院弥陀三尊来迎図 写仏教材の紹介 「広島光明院弥陀三尊来迎図」 研鑽【12-②】 来迎図は浄土教絵画の代表的な主題です。 西方極楽浄土から阿弥陀如来みずからがお迎えに来られる場面です。 先導するのは観音菩薩と勢至菩薩です。 宝冠に化仏をつけ蓮華を捧げ持つのが観音菩薩、 合掌するのは勢至菩薩で、宝冠には水瓶が描かれます。 厳しい修行を経て悟りへ至るのは 誰にでもできることではありません。 ならば、 阿弥陀如来の本願をひたすら頼みとし、 阿弥陀如来がおわす極楽浄土に生まれ変わって そこで悟りへと導かれることを人々は願いました。 紺紙に金泥と胡粉で描きました。