毎日書道展

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川端由紀子(福井)さんの「極」という作品です。

前衛書の部門で秀作賞を受賞されてました。

 

これも書道?……書と絵画の境界線って何ですの…?

   

 

富山県民会館の第65回毎日書道展を駆け足で見てきました。

毎日書道展は我が国最大規模の書道展、

全国で35,000点の出品があるそうですよ\(◎o◎)/

まあ、すごかった!

すんごい量で・・・あったまグルグルです(笑)

 

作品展ってパワーがものすごく出ています。

それを受けとめながら見ていると、

もうそれだけでこちらもエネルギー消耗、どっと疲れます(>_<)

会場後半になってから撮影OKってことを知り、

印象的な作品を少しだけ撮りました。

Yさんの作品「動中静」は最初の方で見つけていたのですが、

そこまで撮影のために戻る気力・体力がもうなかった~^_^;

 

 

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左は山岡寿海(富山)さんの「泥中蓮」、

蓮は仏教の花ですよね。

泥の中にあっても美しい花を咲かせる蓮の花、

すくっと伸びる蓮のこころを表現しているように感じられました。

 

右は廣田修(富山)さんの「具」

思いっきり長~く書いたデザイン、

紙面をたった一文字で満たす斬新さが素敵です。

と同時に、具わっていることの意味を考えさせられます。

 

 

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手前の赤い台紙に墨書されたのは

千葉半厓(福井)さんの「非々の相」と題された作品

仏教語の「非想非非想天」をイメージされてるのでしょうか。

非想非非想天」は物質の観念もそれに対する欲望も離れ

高度な精神だけが存在する無色界における最上天。

禅定によって到達されるとある・・・

 

しかしわれら凡人には、およそ到達不可能な無色界・・・

 

でも、そこに憧れを持つのは自由ですからね

目指して努力することは如何なる場合も尊いですからね

 

 

 

書の世界、深いです。

見てるのは面白いけど、入るにはおっかない・・・

なので、やっぱり逃げま~す^_^;