千光寺の至宝

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かれこれ一週間ほど前、砺波市美術館に立ち寄りました。

あれよあれよと日が過ぎて、、、

ようやくブログupです…(>_<)

 

砺波生まれですから、千光寺さんは何度か訪れています。

そこの寺宝が展示されるとあれば、見なければ!!

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いくつか目をひいたものの備忘録~

金剛界大日如来坐像】仏画

三尊像で脇侍が弥勒菩薩不動明王

この組み合わせが一般的なのかどうか・・・?

【絹本著色大威徳明王図】仏画 県指定文化財

大きな掛幅で躍動感のある明王

【仏涅槃図】

名入り涅槃図

摩耶夫人一行は右上から飛来

普賢菩薩、海慧菩薩に彩色忘れか?

【絹本著色両界曼荼羅図】

鎌倉時代のもので小ぶりながら味のある彩色

【三千仏名】

これは壮観!初めて見たかも

悔過法会では菩薩の名を唱えて五体投地

すなわち3000回の五体投地行!

何日で終わるのでしょう~(>_<)

中央の如来は釈迦?左弥勒、右薬師かな~?

【観世音菩薩立像(前立観音)】

美術館看板の菩薩像(上写真)、

高さ45cm程の小ぶりな観音像

50cmほどもある台座がすごい~

愛染明王像】⇓

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像高28cm、お厨子の高さが40cm

小さいながら精巧で気品のあるお像でした~

 

 

砺波市美術館での仏教関連の展示は平成22年の

「砺波の真宗風土」展が初めてだったのではないかと思う。

常福寺阿弥陀如来像が出開帳されていました。

常福寺は母方の所縁のお寺です。

ここの阿弥陀像は戦前は国宝だったもの、

おそらく快慶、もしくはその周辺の仏師の作と思われます。

繊細で美しい截金が施されていました。

上半身は煤で真っ黒になっており、

その黒いお顔から常福寺の黒仏と親しまれている。

煤で黒くなっているのは信仰の熱意の証・・・

文化財指定より何より、それこそが誇り…とご住職の談

 

曽祖母が子供の頃毎日手を合わせていたであろう阿弥陀さま

その前に立ったとき、震えるほど感激しました。

曽祖母と対話しているような気分でした。

 

お寺の宝物を展示するのは様々な苦労があるでしょう。。。

お寺で拝観する宝物はもちろん良いけれど、

美術館で鑑賞できるのもとてもうれしいです!

 

 

外に出るともう真っ暗

お隣チューリップ公園では14日までイルミネーション

それに合わせてなのか、

四季彩館も美術館もイルミネーションきらきら~!

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