大拙を識る
きょうは春めいたいいお天気でした。
開館当初より気になっていた鈴木大拙館、
やっと行くことができました!
車で行くのが不安だったので
歴史博物館に車を置いて歩くことにしました。
歩こう!…そんな気持ちになれる陽気でしたから
歴史博物館の建物、大好きです!
現在大がかりな改修工事中でした。
この界隈、よく来ているつもりでしたが、
この道は初めて通りました。風情あります~
大乗寺坂というそうです。
案内の標識が決して分かりやすいとは言えませんが、
着きました。
落ち着いた空間に、ぽつりぽつりと来館者の姿が見えます。
外国人の姿もあります。
鈴木大拙はむしろ海外で名が知られている思想家です。
仏教を、禅を、広く世界に紹介したのは彼の偉大な業績です。
運良くこの日、近くの歌劇座の会議室を使って
「大拙を識る」連続講座が開かれていました。
こんなチャンスを逃すわけにはいきません(笑)
当日申し込みでもまだ席がありました。
ラッキー!
東洋大学学長の竹村牧男氏の講演です。
先生は唯識が御専門だそうです。
本日の題目は「観音さまと鈴木大拙」
観音さまのお話をたっぷり聞かせていただきました。
この身このまま救われる・・・
日本的霊性の上における神ながらの自覚・・・
分別を超越して居るということを可能にした日本的霊性・・・
すいません。ぜんぜん咀嚼できていません^_^;
折あらばまた、大拙さんに会いに行きます。