花まつり

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寒の戻りでしょうか~ぶるぶるぶる(>_<)

 

今日は花まつり、お釈迦さまが生まれた日・・・

 

「花御堂」で検索するとこんな画像がすぐに見つかります。

便利な世の中です~w

 

以下は釈尊の物語(あくまで自己流ダイジェスト^_^;)

 

お釈迦様はルンビニの花園でお生まれになると、

七歩歩いて「天上天下唯我独尊」とおっしゃったとか・・・

そして誕生を祝福するたくさんの稀瑞が現れました~

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めでたいね~!

 

王子の身分に生まれた釈尊は何の苦労もなく

大事に大事に育てられます。

ただ生まれて7日目に実母を亡くしているので、

そこはちょっとトラウマかも・・・ですね。

幼少の頃は腕白で力持ち!

鉄の的を弓で射たり、象を放り投げたりしますw

ですが長じるにつれ、もの思う青年になります。

土の中の虫が鳥に啄ばまれるのを見て涙するのです。

ナイーブすぎます~

人はなぜ生きるのだろう、なぜ死ぬのだろう、

どうすれば誰もが幸せになれるのだろう、、、

悩みに悩んで、29歳のある日

妻も子も、立場も捨てて家出します。

家出するにはなんとも中途半端な年齢だと思います。

釈尊は覚りを得るため、苦行林に入り壮絶な修行の日々を送ります。

6年間も苦行し、痩せ衰え、死の淵に至り、、、

それでも覚ることはできませんでした。

ふと、こんなことを続けていて意味があるのだろうか!?

・・・と思います。

それから乳粥の供養を得て体力をとりもどし

今一度心静かに瞑想します。

瞑想中の釈尊を悪魔が襲います。

でももう惑わされません。

そうすると!!今度は覚りをひらくことができました(^^)v

 

真理を得られ、至福の境地にいる釈尊、、、

自己満足で完結しようとしていた彼に

梵天帝釈天が意見します。

その真理の言葉を、智慧を人々に伝えるように

そう説得されて、説法を始めます。

釈尊の説法は非常に分かりやすく、

弟子たちはどんどん増えていきました。

動物たちでさえ話を聞きにきます。

天界へ行ったり、宝塔を出現させたり、

神通力で数々の奇跡も起こせましたので、

ますます信者は増えていきました。

頼んでもいないのに寄進を申し出る人も後を絶たず

教団を作る意図などこれっぽっちもなかったであろう釈尊ですが、

気がついたら大教団になっていました。

 

釈尊は80歳まで旅をし、各地で法を説きました。

ある日、鍛冶屋のチュンダさんが御馳走をふるまいました。

運悪く釈尊は食あたりをおこし、それがもとで亡くなりました。

耐えがたい腹痛に襲われながらも、

釈尊はチュンダさんが誰からも咎められることのないよう、

また自責の念にかられることのないよう心を砕きます。

釈尊が亡くなる時、

多くの弟子や菩薩、天人たち、先に亡くなった母親・・・

鳥、虫、けもの・・・が駆けつけその死を悼みます。

植物さえも悲しみを表現しました。

 

最古にして最高の仏涅槃図

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なんと安らいで、豊かな情景でしょう・・・

涅槃図は死の悲しみというより、深い癒しの絵に見えます。

 

 

釈尊の最後のことばは

 

「ああ、この世は美しい・・・」

 

であったと言われています。