仁王写真展
仁王像の魅力を発信し続けている写真家さんがいます。
彼、渡仁さんのことはネットで知りました。
彼のHPです⇒ 着目サンスクリット
わたしに仁王像の面白さを教えてくれたのは彼の写真でした。
彼は全国を行脚、今年8月に全都道府県を制覇!
約1780組の仁王像の写真を撮られてます(^^)v
上の写真は彼の写真集(信州・北陸版)からの一枚。
じわじわきませんか~?
もうこれでみんな仁王さんの虜ですよ~!(笑)
金沢の宝円寺で彼の写真展があると知って、
仕事の合間を縫って行ってきました。
今まで知りませんでしたが、とても立派なお寺でした。
高岡の瑞龍寺と同じく曹洞宗のお寺です。
仁王写真展 ⇓
ご本人の解説で楽しく見させていただきました(*^_^*)
さて、
仏教の天部のひとつです。
彼らは言うなればお寺の門番ですので、
信仰の対象となる仏像とは少し意味合いが違います。
ですので、その姿も実にいろいろ!!!
運慶、快慶といった有名仏師が作ったものから
近代では高村光雲などの彫刻家が彫ったもの、
かと思えば、ちょっと腕に覚えがある大工さんが作ったり、
住職が見よう見まねで作ったものだったり、
怖くて勇壮なものからどこかユーモラスなものまで
本当にユニークなんです。
以前は仁王門は素通りでしたが、
最近は仁王さんのことを結構意識してます~
先日訪れた京都醍醐寺の仁王さん、阿形像です。
どうです、なかなか味のあるお顔だと思いませんか?