佛教大学最終講義
佛教大学のスクーリング、ついに最後の科目になりました。
最終講義は『文化財デジタルアーカイブ特講』です。
講師の先生は平等院ご住職の神居文彰先生です。
わたくし、感動しております!!
かつて国宝薬師寺に、
高田好胤という名物住職がいらっしゃいました。
それは、時と場と人というマッチングの奇跡でした…
デジタル化の波が押し寄せる現代、
今の平等院にも奇跡が起きているようです!
神居先生だから平等院なのか、平等院だから神居先生なのか、、、
両者不可分の関係は、素人のわたしにも伝わります。
世界遺産であり国宝、その復元修復保存を双肩に担って
普通だったら責任の重さに押しつぶされても不思議ではありません。
神居先生の講義は真剣な眼差しの中に
それこそ絶妙のタイミングで微笑みがこぼれ、愛にあふれています。
丁寧な表現、あくまでソフトな語り口…
この方、声を荒げたり、焦ったり、怒ったり
そんなことあるのでしょうか…
ふと脳裏に浮かんだのは坂東玉三郎です。似ています。
彼も物凄い重圧に耐えながら、
人としての美しさを失わない、とことん凛々しい人です。
何かを超越してしまった、ケタ外れの天才たちです。。。
二日目は宇治の平等院鳳凰堂での学外講義です!
わたし、幸せ者です~
この後、佛教大学を訪れるのは学位論文の口頭試問を残すのみ・・・
講義は今回が最後です。
なんとも名残惜しい~!!(/_;)
これは去年できた新館の1号館。綺麗ですよ~
教室もイマドキ仕様です(^^)v
お手洗いもホテルみたいにピッカピカ~ヽ(^o^)丿
まだ、卒業は決まったわけではないですが・・・
我が学び舎に深謝<m(__)m>
この夜は、
昨年夏のスクーリング&清涼寺での授戒会をご一緒したSさんと夕食。
互いの近況を話したり、
チベット仏教を専攻する彼女の濃~い内容や
わたしの卒論の顛末などの薄い話(笑)
あっという間に楽しい時間が過ぎていきました。。。