橋弁慶
三年前の長女(^^) ↑
お能というのは激しい動きもあるのでございます!!
初心者故まだまだ知らないことだらけなのですが、
初めて見た人でも「橋弁慶」は楽しめます。
京の五条の橋の上~♪
弁慶と牛若丸が出会う有名な場面ですね。
子方が演じる牛若が、切り合いの末大男の弁慶を打ち取ります。
小さき者が剛の者を倒すのは痛快です!(^^)!
青木君の弁慶、神木君の牛若、ともにハマり役でした!
弁慶のイメージはたいていやんちゃな荒法師なのですが、、、
お能の弁慶はやけにお上品でございますよ~
しかも前シテと後シテで衣裳も変わります。
青木くんのとは違って、ゴージャスなお衣裳!!
「橋弁慶」というお題ですから主役は弁慶でございます。
あーやこーやと態度を変え、挙句に負けてしまうのですが、
(ちょっと弁慶さんカッコ悪い~とわたし内心思ってますが笑)
それでも主役はあくまで弁慶なのですね~
これ又三世の機縁の始め 今より後は主従ぞと
契約堅く申しつつ 薄衣被かせ奉り…
三世の機縁というのは
親子は一世、夫婦は二世、主従は三世と申しまして、
主従の関係は3回生まれ変わっても続くのだとか…
主従の絆がなにより強い時代のお話でございます。。。
義経と弁慶、この先に待ち受ける悲劇…
ともかくも、日本史上屈指の主従でございましょう