Nepal Academy of Fine Arts (NAFA)
作品展示の会場となったネパール国立美術アカデミー
重厚な建物です!
1月6日からわたしたちのネパール滞在期間に合わせて
「日本、インド、ネパール 仏教絵画展覧会ー2014」
が様々な準備を経て、ついに開催されました!
(決して日本代表ではありません…あしからず汗)
現在この建物の中では美術関係の組織がふたつ、
それと学校が運営されています。
由緒ある建造物なのでしょうね・・・
ネパールはかつては王国でしたので、
ここも見るからに王権の象徴という感じです。
(現在は老朽化がかなり厳しいようですが…)
関係者代表に総出でお出迎えしていただきました(汗)
よくわからないけど、案内されるままに中に入るわたしたち…
作品は朝のうちに届け、もう展示は終わっているはず…
心配しましたが
入り口より向かって左側にネパール、インドのタンカ作品
右側にわたしたちの作品が無事に展示されておりました。
風帯が何かわからなかったのでしょう、、、
後ろに回されていたのは御愛嬌ですね~^_^;
絵画としてのレベルの差は歴然としておりますが、
それでも日本からの出展は珍しく、大変歓迎していただきました。
すでに100人ほどの人が集まる中
何が始まるのかもわからないわたしたち・・・
呑気に中ほどの席でわくわく談笑(^^)
そ、それが
前列に座るように言われ、にわかに緊張(>_<)
ひとりひとりに祝福のシルクの布をかけていただき・・・
粛々とオープニングセレモニーは進行します。
小テーブルの上では花びらが撒かれ、灯火され・・・
初めて見ましたがこちらの習慣なんでしょう、
おそらくプジャと呼ばれる供養の儀礼です。
記念の小冊子を手に満足そうなお偉いさんの方々。
立っている四人は館長さんと部門長のお二人、
そして黒い帽子の方が来賓の文化観光担当大臣です。
本当は日本大使も招待してあったのですが欠席でした。
大臣からひとりひとりに感謝状の贈呈
えー、すいませんんんん!
恐れ多くて、なんだか無性に謝りたくなるわたし。。。(笑)
いただいた冊子と感謝状です。
ありがとうございます!!
「そこにいるだけでいいですから…気楽に…」
ダルマさん、そう何度も言ってましたよね!
わたし、スピーチするなんて聞いてませんでしたよ・・・(大汗)
一時間超の式典が無事終わり、記念撮影。
つづいてお抹茶の席へ・・・
これも打ち合わせゼロ、ぶっつけ本番という綱渡り(・o・)
でもわれらの機転&素晴らしきチームプレー!
なんとか乗り切りましたヽ(^。^)ノ
60杯はお出ししたと思います。
いろいろしっちゃかめっちゃかでしたが…(笑)
喜んでいただけたと、思います!! 良かった良かった~
翌日の新聞各紙にも大きく取り上げていただきました。
その後3日間のネパール観光をエンジョイし、
最終日には作品の撤収にまいりました。
この良き出会いに感謝をし、次回を約してお別れしました。
お土産もたくさん頂戴しました!
心のこもったおもてなしに感激です(*^。^*)
ネパールは遠いけど、
その気になればいつでも誰でも観光はできます。
でも、
NAFAの美術展に参加してきたということは
考えれば考えるほど、凄いことです!!!
まず、一人では決してできません。
写仏の会を継続してきた我々があり、
ダルマさんという人との出会いがあり、
ネパール側の開催に向けての努力があり、
旅を実現する時や人に恵まれ、
健康と周囲の理解と天候にも恵まれ、
ほんとうに奇跡が生んだかけがえのない機会でした。
今回のことだけでも素晴らしいことですが、
継続しなければその価値は半減します。
交流は続けてこそ意味があるとわたしは思います。
難しいことですが。。。
でも始めたからには、
出来得る限り継続のための努力はしたい、、、
そう思っています。
仏教美術を介して富山とネパールが交流できれば素敵です!
その端緒となれば、と願っています。
建物をでると、
近所の牛さんが散歩がてら見送りにきてくれました(笑)
きっと
また来るからね~!!