サンオブゴッド
神の御子として生まれたイエス、
彼の生涯を描いた映画はこれまで何度も作られていますが、
最新作がこの作品です。
今は誰に憚ることなくブッダloveのわたしですが、
かつては東京のミッション系大学に学び(笑)、
基督教概説その他いろいろ履修しました~
もう全部忘れましたが~^_^;
もちろん聖書も持っています。大学必携でした。
で、この映画見たかったんです。
やっと見ることができました!
いや~、予想はしてたけどなかなか重かったです・・・
ひたすら辛い。。。
簡単に感想などは書けませんな・・・
一般に世界宗教と言われるものは、
その成立の順番にいうと、
何故これらが世界宗教と呼ばれるかというと、
民族の枠を越えて広がり、
普遍的な真理を備えていると認められるからです。
それぞれの宗教に始まりの時があり、人がいます。
仏教はゴーダマ・シッタールダ、釈迦
キリスト教はイエス・キリスト、英語読みをすればジーザス・クライスト
イスラム教はムハンマド、昔はマホメットと呼ばれていましたね。
それぞれの生涯はたいへん興味深いものです。
ドラマティックな伝説に彩られ、多くの謎に包まれています。
キリストは30代で磔の刑で世を去ります。
すべての人の贖罪のため、その身を犠牲にした壮絶な最期でした。
映画のシーン ⇓
ムハンマドは60代で病に倒れます。
戦い(ジハード・聖戦)に明け暮れた生涯でした。
(偶像を否定しているので画像はありません)
前回のブログに書きましたがブッダの生涯は平和です~
ブッダは自ら覚りを得た人ですが、
イエスとムハンマドは預言者として神から選ばれた人です。
予言者ではないですよ~
わたしは長らくこの二つを区別してませんでした(恥)
預言者、つまり神の言葉を預かった人なのです。
選ばれし人である彼らは強い使命を帯びます。
多神教の仏教と
成立の根本が違います。
しかし求めることはひとつだとわたしは思っています。
心の平安と社会の平和、豊かな愛と他者への思いやり・・・
宗教とは、、、いろいろ怪しい部分もあり
それで敬遠されたりします。
ホント語るのはデリケートで難しい分野ですが・・・
宗教とは何か・・・?
以下は佛教大学のリポートの結論部分ですが、
わたしの考えはこれに尽きます。
最後にデュルケームによる「宗教の未来」と題する講演の一文を引用したい。「ひとことでいえば、宗教の特徴はそれが人々の意識にエネルギー促進的な作用を及ぼすことにあります。宗教を説明するということは、なによりもまずこの作用を説明することなのです。」(小関藤一郎編・訳『デュルケーム宗教社会学論集』 行路社) 100年も前の言葉であるが、そこに輝く不滅の真理が心を打つ。宗教とは、人間の生命力に対しプラスの方向に働くものであり、そこに宗教の存在理由もまたあるのだ…