研鑽【9-②】奈良長谷寺地蔵十王像
作品展に向けて只今制作中。。。
今年は地蔵菩薩を描いています。
釈迦如来が亡くなって2500年、
次ぎの如来がこの地上に現れるのは56億7千万年後!
釈迦如来が救いきれなかった衆生を、
未来仏の弥勒如来が全て救ってくれるはず…(oh!)
地蔵菩薩は六道すべてに存在し、
いつも我々を見守り、災厄から救って下さるのです。
お地蔵さんて地域のどこにでもいますよね…
観音菩薩の得意技、呼べば助けに現れる瞬間移動!
地蔵菩薩の得意技、あらゆるところに遍満する分身の術!
わたしの中ではそんなイメージです~
地蔵十王像は地獄で救済する地蔵菩薩です。
十王は地獄の裁判官ですね。怖いですよ~!!
大勢いると怖いので二体だけです~^_^;
⇓ 白描完成
写経が無心に経典の文字を写し取る如く、
写仏は佛菩薩の画像を無心に写し取ります。
なので本来的に言うと写仏は白描画で完了です。
しかし作品展となると、
白描画では少し淋しいので彩色をします。
本格的な仏画のような濃い彩色はあまりしません。
白描の線を生かした淡い彩色をします。
⇓ バックの下塗りが終わったところです。
バックの色は先に塗る場合もあれば
彩色が終わってから最後に塗ることもあります。
今回は先に大刷毛で全体を塗りました。
⇓ 彩色をします。
今回は藍を基調としたほぼ単色に仕上げるつもりです。
なので絵皿の数がいつもより格段に少ないです。
⇓ ベースの彩色が終わりました。
⇓ 朱が入りました。
最後に金を入れれば終了です。
あと一息!
よかった~! なんとかゴールが見えてきた~!!
お時間ありましたらどうぞ見にいらしてください。
今年の会場はリニューアルした富山県民会館です~