涅槃会

小杉の金胎寺さんの涅槃会にお参りしてきました。

大勢の善男善女が参集され、

用意してあった椅子が足りないくらいの賑わいでした(^。^)

それもこれもご住職のたゆまぬ努力の結果と思われ、

ご縁をいただいているわたしも大変うれしく思いました。

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法要の前に涅槃図の絵解きをしていただきました。

お話されるのは副住職さんです。

右端に見えるのは金胎寺で大事に育てられている沙羅樹です。

仏教の三大聖樹のひとつです。

生誕の無憂樹、成道の菩提樹、涅槃の沙羅樹

ちなみにわたしの写仏の会は「無憂華」の会といいますが、

これは生誕の聖樹から名前を頂戴しました。

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法要では大般涅槃経純陀品第二を皆でお唱えしました。

鍛冶屋の純陀のくだりは本当に心打つ場面です。

釈尊は純陀の供養した食事が原因で亡くなるのですが、

釈尊はそのことで純陀が苦しまないよう心を砕きます。

 

『善哉、純陀よ・・・ ・・・

 汝は真に如来の御子にして、羅睺羅と異なるところはない

 ・・・

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生あるものは老病死と哀悩し滅壊する・・・

煩悩に執われることは、蚕の繭の如く自縛なり

身は苦しみの集まるところ いかでこれを楽しみとせん

 ・・・

 

人は必ず老い、そして必ず死にゆきます。

誰の身にも平等にそれはやってきます。

それは深い煩悩の淵からの解放であるかもしれません。。。

 

 

金胎寺の新名物、森みちこさんによる襖絵です。

河童たちの輪廻転生マンガ絵巻、これ楽しいです~(^。^)

仏教がとても身近に感じられるグッドアイデア!!

完成が待ち遠しいです~♡

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バレンタインデーの今日、

チョコレートはとっくに卒業した気分の我が家では

一年の無病息災を願って

涅槃団子を仲良くいただきました~!(笑)

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