チベット木版仏画展
楽しみにしていた展覧会、行ってきました。
145点もの木版仏画が並ぶと壮観です!!
有難いことに写真撮影OKなのでした~(^o^)丿
こちらは仏伝コーナー
どういう展覧会かというと、⇓
興味のない人にはなんのこっちゃら・・・でしょうが^_^;
これだけ一堂に並ぶのは稀にみることで、
日本はおろか、世界でも初めての展示ではないでしょうか。
図録の販売はありませんが、全作品を掲載した小冊子が無料で配布されました。
福光美術館、太っ腹です~(^o^)丿!!
小さすぎて細部まではわかりませんが、貴重な資料ですね。
利賀村が購入したカーラチャクラ像(字輪金剛)
ネパールの古都パタンにある鋳造所で製作されたものだそうです。
この日は利賀瞑想の郷の館長である浦辻氏のセミナーもあり、
「仏伝」や「チベット死者の書」を分かりやすく解説していただきました。
チベット仏教、、、難しいです。
まだまだ勉強不足で人に語れるような知識はありませんが、
日本に仏教が伝来したのは6世紀、チベットにも同じころ仏教が広まりました。
本家のインドでは11世紀頃から仏教は衰退し13世紀には滅亡しますが、
それはまだ初期段階のものでした。行タントラと分類されます。
チベットではその後の後期密教、瑜伽タントラが伝えられています。
日本の仏教とチベットの仏教ではかなり様相が違ってみえるのはそのためです。
日本で密教を伝えるのは真言・天台の二宗派であり、他は顕教です。
チベット密教になると、まったく別のものに見えてしまうでしょうね~
でも始まりは同じ釈尊、根本はひとつなのです。
もっと勉強したいと思い、田中先生の著書を購入、
ただの積読にならないよう、頑張ります~^_^;
中庭です。
福光美術館、初めて来ました。
宗像志功と石崎光瑤の作品を常設しています。
石崎光瑤の『雪』、好きだな~
なかなか遠いですが、また来たい美術館です。。。