隠し文学館花ざかりの森
前々から一度行ってみたいと思っていた
<隠し文学館花ざかりの森>
富山市にある私設の小さな文学館です。
むかしポケットのことを隠しと呼びました。
だから隠し文学館はポケット文学館、小さな文学館という意味です。
そして「花ざかりの森」は三島由紀夫16歳の処女作品のタイトルです。
全国に三島由紀夫の記念館は3つあるそうです。
そのうちのひとつがここ花ざかりの森文学館です。
それにしても個人で文学館を運営されるのはすごいエネルギーです。
余程の熱き想いがないとできないことでしょう。
館長さんは富山市職員を退職後、2008年にこちらをオープンされました。
毎年3月に企画展をされています。
今年は「三島由紀夫、同世代作家らへのメッセージ展」
三島由紀夫という突出した才能を
わたしなんぞは遠巻きに眺めるよりありませんが、、、
こんな可愛い顔をした少年が、
なんとも骨太に時代を生き抜いたものだと心打たれるというか
砕かれるというか…
直筆原稿の文字は大変美しかったです。
館長さん自らの手による大きな点描ポートレートも印象的でした。
余談ですが、
わたしは三島由紀夫の声がとても好きなのです~♡