アイ♡ラブ京都
父と行った京都観光の備忘録、ようやくアップです~
富山弁で言うところの「やっとかっと」書きました~(笑)
(長文&駄文につき閲覧注意^_^;)
今年3度目の京都です(^^♪
こんなに京都を訪れる年はちょっともうないでしょねぇ。。。
これでしばらくは来る機会もないかも… ムムム
9月29日(日)
卒業式が終わって、龍谷ミュージアムへ向かいました。
オープン当初から行きたい!と思っていたのだけど
なかなかタイミングが合わず、ようやく念願が叶いました。
特別展「極楽へのいざない」です。
極楽という世界観、
あると思えばある、ないと思えばない。。。
あなたはどちらですか?
わたしはある時「ある」と決めましたのよ~(*^_^*)
連綿と続く人類の歴史の中で、
極楽なるものは、人々の切なる願いであり、救いです。
初めて音声ガイダンスを利用してみました。ふむふむ(^^)
シアターもあり、展示も充実!
全く時間が足りません~(>_<)
とてもいい美術館でした!
わたしはここだけで半日は過ごせます(笑)
9月30日(月)
父の50年来の友人、Tさんの案内で建仁寺を訪問。
Tさん92歳、お元気でいらっしゃる!
好奇心旺盛なTさん、
実は前日の卒業式にもご参加いただきました~(*^。^*)
Tさんは建仁寺のすぐそばのお生まれだそうで、
建仁寺には若いころから座禅に通い長年懇意にされている。
そのおかげで一般観光客の入らない場所も案内いただきました。
これは修行僧たちに時を知らせる板(正式名称わかりません)
もう少しで突き抜けそうです。突き抜けたら交換です。
「光陰可惜 時不待人」
心に留め置きたい言葉ですね。。。
修行僧たちの居住、座禅の空間、
与えられるのは畳一枚。それが一人分のスペース。
京都の禅寺のあだ名、建仁寺は学問面でしたっけ・・・http://muyuge119.hatenadiary.com/entry/2013/06/13/151307
修行はさぞ厳しいんでしょうね・・・
なんと小堀管長のお茶におよばれでございます~!(*^_^*)
前管長がお好きだったチューリップの逸話などお聴きしました~
小堀管長は長浜の小堀遠州の末裔だそうですよ~
ほうほう・・ 繋がりますね~
歴史とか伝統の重み、感じましたですよ~
法堂の双龍図は小泉淳作氏
観光する側はいたってお気楽ですが、
大きなお寺の維持管理はさぞ大変でしょうね・・・
どこを向いても見ごたえたっぷりの建仁寺でした。
高島屋まで歩きTさんの奥さまも合流してランチ
この時われらのテーブルの合計年齢、約320歳ヽ(^o^)丿
おほほほほー!
食後はTさんと別れ、父と二人。
すでに2時を回り、遠くには行けない・・・
うーん、と考え、無難に高台寺方面に向かいました。
霊山観音、高台寺を見学、
裏山の茶室時雨亭、傘亭まで頑張って登りました。
下りの竹林の路で父滑って転ぶハプニング発生(>_<)
あわわー! 観光もここまでかー(>_<)!
とりあえずソフトクリーム食べて休憩…
その後も疲労と暑さと転んだ痛みと気弱りで、
「掌美術館」でも「円徳院」でも、父、全く元気ない(>_<)
さっさとホテルに帰って休むべきか…と内心思っておりました。
ところが、
通りに出ると偶然舞妓さんに遭遇!
どうです! この満面の笑み!!
我が父ながら、このゲンキンさには笑うしかない~!
少し元気もでたようです!(^^)!
丸山公園を抜けて、八坂神社に降りてきて夕食、
しかし、二人ともひどく疲れて食欲なし・・・
明日の観光は果たして大丈夫だろうか・・・
と、この夜は不安がよぎりました。
10月1日(火)
今日は京都に住む叔父夫妻が車で案内してくださる予定。
行き先はなかなか決まらなかったのですが、
父の年齢、叔父の体調を考えると
無謀な選択ではあるまいか…と不安を抱えつつでしたが、
結果的にとってもよかった~ヽ(^o^)丿
京都には世界遺産が17箇所あるそうです。
そのひとつが高山寺です。
山門に着き、写真を撮りました。すると⇓ ヽ(^o^)丿
なんだかテンションあがります~
もうこれ見た瞬間、今日はきっと良い日になると確信(^^♪
高山寺は774年の開創とある。都がまだ奈良にあった頃である。
当初は違う名称であったが
鎌倉時代に明恵上人がでて中興の祖となり再興する。
華厳を根本とし、戒密禅を兼ねた寺として寺号を高山寺と改称した。
あかあかや あかあかあかや あかあかや
あかあかあかや あかあかや月
実に印象的なこの歌の作者でもある。
歌人にして茶人、真摯な求道家であった明恵上人
しかし宗派や教説にとらわれることなく、
清純無私の行者として釈尊の教えのままに生きた人・・・
一方で、仏眼仏母の墨書に見られるように
亡き母への思慕を衒うことなく表現する素直な人 ・・・
宋の国より持ち帰った茶種を譲り受け、
この地に茶園を作られたので茶祖としても知られる。
明恵上人は法然上人の専修念仏を厳しく批判された。
しかしながら、
わたしは批判された法然上人のことも、また好きである。
明恵上人も法然上人個人のことは尊敬されていた。
明恵上人について断片的な知識しかないが、
いつかまとまったものを読んでみたいと思っている。
遺訓は「あるべきようわ」・・・
その言葉通りに簡素な佇まいの高山寺である。
ここには鳥獣戯画をはじめとする
国宝・重要文化財が一万点余りもあるとのことだ。
そのひとつである仔犬像
あれ~?? 伝運慶作になってますよ~
これは多くの美術書では子の湛慶作となってるはず…
湛慶は明恵上人と親交があったと何かで読みました。
そして入り口付近の写真解説には快慶作となってました(?_?)
運慶? 快慶? 湛慶?
まあ、いいか~(笑)
ありゃ文体がコロコロ変わってますね^_^;
まあ、いいか~(笑)
さて、
栂尾山高山寺
槇尾山西明寺
高尾山神護寺
これらをまとめて三尾(さんび)と言うそうですよ~
次なる目的地は神護寺です。
この日は10月というのに30度を超える暑さ(>_<)
370段もの石段を、父も叔父も、よく登ったと感心です!
これは和気清麻呂の怨霊を鎮めるために作られたからだそうです。
和気清麻呂は日本歴史の中でも貧乏くじを引いた人ですよね~
同情します・・・そりゃ怨霊にもなりますよねぇ・・・
宝物も沢山あるのですが、五月の「宝物虫払い」の折に
公開されるそうです。普段は見れません。
神護寺の赤釈迦、これだけはいつか本物を見たいものです!
かわらけ投げをして厄を落とし、帰りは違う道を降りました。
しばらく行くとすごい杉木立です!
写真を撮ると、これですよ ⇓
うわー!です。ここはパワースポットでしょうか(笑)??
もう驚きません。
美しすぎる光の不思議をサンクス!!
山を下り、昼食です。
まだ時間があったので、仁和寺に案内していただきました。
この日二つ目の世界遺産です。
巨大な二王門!! バンザイしてるのわたしです(笑)
境内では映画のロケをやってました~
まあまあ、どこを見ても絵になる素敵な仁和寺でした。
さすが御室御所と呼ばれるだけのことはありました。
霊宝館では神秘的な表情の孔雀明王を拝見、
それだけでもわたしは幸せでした~!
充実の3日間でした。
京都、まだまだ行きたいところが残っています。
また来る日まで、待っててねー!
アイ♡ラブ京都(^_-)-☆