仏教美術の源流

f:id:muyuge119:20210711235707p:plainf:id:muyuge119:20210711235824p:plain

ガンダーラからチベットまで
藤田弘基遺作写真展が開催されています。

山岳写真家として名声を博した藤田氏ですが、一方でチベット、インド等の仏教美術にも深く魅せられていたそうです。
彼が撮影した貴重な美術写真が利賀村と関係が深い田中公明氏の監修の下データベース化され、その刊行を記念しての遺作写真展が実現しました。

仏像が初めて作られたパキスタンガンダーラ、インドのマトゥラー
濃密なチベット密教の絵画や彫刻
仏教というものが各地の文化的土壌と融合しながら変容し、世界宗教として広がりゆく様を想像するだにワクワクする特異体質なので…笑
仏教は東漸し、最東の日本にて昇華する。
とどまるしかない地で更なる醸成を重ねてきた日本仏教。日本の仏教美術は至高の美しさを誇ります。
たまにはマクロな視野で仏教を体感しませんか?

福光美術館と利賀村「瞑想の郷」の二会場で展示されています。
こういう美術展はあまり一般受けはしないだろうな…と思いつつ、わたしにとっては大好物なのでひたすら有り難く鑑賞。
今日はダブル会場を訪問、ちなみに福光美術館の方は2度目になります。

写真はリーフレットからなので画質悪いですが、是非会場で本物をご覧下さい。
26日までです。