能楽ワークショップ
先日お誘いを受けて、
八尾の杉風荘(さんぷうそう)での「能楽ワークショップ」に参加してきました。
いいお天気で、久々に訪れた八尾の町は、
やっぱりとても素敵でした~
「能楽ワークショップ in 八尾」は今回が2回目とのこと。
講師の先生は東京からお出でいただいた観世流シテ方の武田宗典さん
とても凛とした爽やかなイケメン先生でした~(*^_^*)
お話もたいへんわかりやすく、楽しく能楽を解説していただきました。
能装束着付け体験では、
なんと!希望者全員に着付けをしていただけるという大サービス!
はい、わたしも美しい長絹を付け小面の面を当てていただきました。
嬉しい~(*^_^*)
先生のお仕舞は「玉の段」と「春日龍神」を見せていただきました。
どちらもドラマティックで動きのある素敵な演目です。
お稽古は約1年半で中座してしまったわたし・・・
情けなや~
若い頃、長唄を習っていたので
古典芸能の難しさは身に染みております。。。
学生時代、サークルで長唄同好会に所属していました。
目黒のお師匠さんのところに通い手ほどきを受け、
卒業後は高岡の桐木町のお師匠さんに稽古をつけていただきました。
この先生、物腰はとても柔らかくお優しいのですが、
お稽古は厳しかったのです。
楽譜を見ることを許していただけず、すべて暗譜。
勧進帳や娘道成寺といった30分超の曲も耳で覚えて弾くのです。
若かったからできたな・・・今は到底ムリです(>_<)
ついて行くのが必死で恨めしく思いましたが、
先生はたくさんの曲をすべて暗譜しておられるのです!
そしてお三味線を弾きながら唄われるのです。
この差!!! 師はすごい!のです。
お能の先生もすごかった!
太鼓の拍子を両手でとりながら、謡をうたいつつ、
わたしの下手くそな鼓を的確にチェックされるのです。
そもそも謡の節回しが非常に難しい・・・
楽譜になっていればまだ納得のしようもあるのですが、
直されても直されてもよくわからない~^_^;
先生はその上仕舞もされるのです。
彼らの脳の構造はどうなっているのでしょうか・・・
お若い武田先生もいったいどれだけの修練を積んでおられるのか、
本当に想像を絶するものがあります。
ふ~~む、
憧れはあるのだけど、、、
わたしはもう見せていただくだけで精一杯ですね^_^;
こういう気軽に楽しむ会はいいですね~!!
お昼の松花堂弁当もたいへん美味しゅうございました~♡
大満足の早春のひとときでございました!!