「能登の真宗」展

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七尾美術館に行ってきました。

 

案に違わず、渋い展示でした~

 美しき絵画、偶像に幻惑されることなかれ、、、

浄土真宗はとことん渋いです。

密教美術、法華経美術、浄土教美術…などの

綺羅綺羅とした高揚感は期待していません。

 

それでも行ってみようと思ったのは

井上雄彦さんの屏風「親鸞」が展示されると知ったから

うふ、実はわたしバガボンドのファンです^^

 

感想は…

端然と座す親鸞、余白が生きています。

右双は川を渡る親鸞、動の画面です。

しばらくその場を動けないほど魅力的でした。

でも本音をいうと、

魅力的だからこそ、この絵をもっと動かして欲しい!

漫画の魅力はストーリーを自在に語れること、

そこに漫画家の真骨頂があると思います。

一双の屏風に描かれた静止する親鸞よりも

井上さんの創る「親鸞」の物語を読みたくなりますね!!

 

肖像画としての親鸞

等伯ならどのように表現したかなぁ…