舞台は紫野
舞台は紫野大徳寺なり
昨日の真夜中にようやく体力が戻り、
本日は歯科医に寄って、仕事にも行きましたよ~
そしてふと思い立ち七尾美術館にも足を伸ばしました。
月曜だし休館かもしれないな・・・
と案じていましたが、会期中無休(^^)/でした。
ラッキー(^_-)-☆
誰もいない! うひょー、ひとり占め!!
今回の目玉は春屋宗園の留守中に上がり込んで
主に無断で一気に描いたと伝わる「山水図襖」でしょうか・・・
これまで謎の多かった等伯の上京ですが、
かなり用意周到、
満を持してのものだったのではないか
との見解が、初めて大きく示された展示でした。
そういう意味ではちょっと画期的だったかも・・・
ところで、
長谷川等伯という人は調べれば調べるほど興味が沸きます。
彼を主人公に大河ドラマが撮れるんじゃないかと
わたしは密かに期待しております(笑)
等伯が生きた時代は信長から家康までと重なります。
それだけでもドラマチックな予感ヽ(^。^)ノ
生まれた七尾城下は地方都市に花開く町民文化の中心地
それを支える法華教団
七尾城は内紛と、やがて上杉謙信に攻められ落城
武田信玄などの武将との関わり、
上京に至るいきさつ、狩野家との攻防
利休はじめ大徳寺周辺の人間関係
後継を期待していた長男の夭折、
老いてなお江戸に向かう気概、
エピソードには枚挙に暇がありません。。。
脇役の顔触れは豪華絢爛ですよ~!!
ドラマはですね・・・ふふ
わたしが脚本を書くなら…(笑)
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七尾城下に神童あり!の噂を聞いた無文じいさま、
いそいそと奥村家へ養子縁組の談判に行くところから始めます。
10歳になるかならぬかの等伯は、
貧乏武家の末っ子に生まれ、極めて聡明な美童でなければなりません。
光り輝く少年を長谷川家の養子として、無文じいさま大喜び!
じいさまによる英才教育がはじまります。
ハリーポッターとダンブルドアのように、
二人は翁童存在の典型のような展開となります。
無文じいさまは家業の絵屋を息子の宗清に任せ、
少年等伯を連れて修養&見聞の旅に出るのです・・・
すいません、妄想がとまりません(笑)
無文じいさま役は奥田瑛二さんをリクエストします(爆)
一癖も二癖もある魅力的な天才肌のじいさまを演じてください~!!
ドラマ化の際は、
直木賞を取ったあの小説は参考にしないようお願い致します!
あれではことごとくわたしのイメージとかけ離れてしまいます(>_<)
会場に置かれた子供向けの解説プリント、
これが実にわかりやすくいい出来です!!
自分の土産に「等伯香」を買いました。
これがまた実にいい香りなのです!!
さて、わたくしは
10日後に学位論文口頭試問を控えております。
舞台は紫野佛教大学なり
「等伯香」を焚きしめて臨む予定です~(^^)/