空前絶後の岡倉天心
最終日に滑り込んできましたヽ(^。^)ノ
この展覧会、タイトルがなんといっても秀逸です!!
そそられます!
なんてったって空前絶後ですよ~\(◎o◎)/
最近の美術館や博物館は様々に趣向をこらして
上質のおとなのエンターティメントたらんと
各館、努力されてるように思います。
素敵です。
充実の展示でした。
様々な角度から天心に迫る200点近い展示。
最初から気合い入れて見てると、
最後にはふらふらになること必至です~(笑)
岡倉天心(1862~1913)
美術評論家。フェノロサの影響をうけて日本美術への理解を深める。東京美術学校の解説に尽力し、日本美術院創立。英文で『東洋の理想』などを出版、東洋文化の優秀性を説き、日本文化を海外に紹介。 (『必携日本史用語』より)
日本史の教科書にはフェノロサと一緒に必ず出てましたね。
日本美術界の大恩人です。
天心の両親は福井の出身で、天心自身は横浜で生まれましたが、
「郷里は福井」と常々言っていたそうです。
28歳の若さで東京美術学校(後の東京芸大)の校長になりました。
その後意見の対立があって、
『谷中鶯』は美術院創立時に、天心が即興で作った院歌です。
谷中鶯 初音の血に染む 紅梅花
堂々男子は 死んでもよい
気骨侠骨 開落栄枯は 何のその
堂々男子は 死んでもよい
(横山大観掛幅)
画業に命をかける破天荒な男たちが、
芸術、美のために「死んでもよい」と気焔を上げる様子が目に浮かびます。
それは多分に自己陶酔の要素があったとしても、
その心意気やよし!!
時代そのものが血気盛んであり、
人が皆、上方のみを見つめている明治の空気を感じます。。。
唯一撮影OKの美大再現コーナー^^⇓
眼を奪われる作品がいくつもいくつもあって、
日本美術ってよいな~、と惚れ惚れ!
作品について書き出すと、朝になりそう・・・
でも、なにより筆力も知識もないし・・・と思っていたら、
信頼できる記事がこちらにございました!⇓
http://bluediary2.jugem.jp/?search=%B2%AC%C1%D2%C5%B7%BF%B4
いや、ホントに空前絶後の展示でした\(◎o◎)/!
人に紹介したいほどの展覧会だったのに、
最終日の記事UPで残念なり…